神話・伝説

神話・伝説の力を、呼び戻してみたい。

太陽の東・月の西〈北欧伝説〉
カイ・ニールセン絵、岸田理生訳/新書館/1979年2版
品切れ中
Condition;並

1914年に刊行され、独自の形式美をたたえた傑作といわれた「太陽の東・月の西」でのカイ・ニールセンの挿絵。この本は、宇野亜喜良の装幀で、カイ・ニールセンの世界を復活させた素敵な本です。20p×19p、77頁。→more


ギュスターヴ・モロー
国立西洋美術館/NHK/1995年
品切れ
Condition;並

国立西洋美術館で開催されたギュスターヴ・モロー展のカタログ。ギリシャ神話や聖書を題材にしながら、物語絵の範疇をはるかに越え、独自の世界を創出したモロー。この展覧会では、日本では2回目となるモローの大展覧会で、カタログでも、その個性的な作風を存分にうかがい知ることができます。27.3p×22p、279頁。


マザー・グース その世界
平野敬一、湯村輝彦、堀内誠一ほか/すばる書房/1976年初版
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Condition;良

この当時、マザー・グースがたいへんなブームになっていたようで、谷川俊太郎の『マザー・グースのうた』が驚異的な売れ行きだったそうです。そんなころに出版されたこの本では、谷川俊太郎、木島始、矢川澄子、白石かずこ、といった翻訳陣に、それぞれ安野光雅、佐々木マキ、湯村輝彦といったアーティストが、絶品の挿絵を添えている、なかなか凝った本です。20.6p×18p、122頁。


創造神話の事典
D・リーミング、M・ミーリング/青土社/1998年初版
price;\1,800
Condition;並

創造神話とは、この世界がもともとどのようにしてできたのかを物語るもの。だれでも、自分のルーツをさぐってみたくなったり、先祖について調べてみたくなったりしますが、おなじようにすべての文化には、創造神話があります。それらは、それぞれかなり違ったストーリーを持っていながら、共通の型=元型があることにも気づかされます。この本では、それら創造神話にかかわる事柄を、五十音順に配列して紹介しています。19.6p×13.5p、412頁+索引。


神話の法則 ライターズ・ジャーニー
クリストファー・ボグラー/愛育社/2002年初版
品切れ中
Condition;良

ハリウッドで活躍するストーリー開発の第一人者である著者が、ユング心理学のコンセプトや、ジョーゼフ・キャンベルの理論を発展させて、シナリオ(ストーリー)創作の真髄にせまった本。19.5p×13.2p、497頁+索引。


ヴィジュアル版 世界の神話百科 ギリシャ・ローマ/ケルト/北欧
アーサー・コットレル/原書房/1999年
品切れ
Condition;良

世界の神話を、カラー図版を多用してわかりやすく解説した「世界の神話」シリーズの「ギリシャ・ローマ/ケルト/北欧」編です。総見出し数558、フルカラー図版582点というボリュームで、美術・文学などに頻繁に登場する神話の世界も、この一冊でほとんどマスターできます。 20.9p×15p、533頁。


銀座の神々 都市に溶け込む宗教
石井研士/新曜社/1994年初版
price;\1,500
Condition;良

近代都市のシンボルであり続けてきた銀座には、稲荷,神社,教会などが数多く存在していて、その数は37カ所にものぼるそうです。古くから存続するものだけでなく、ポーラ化粧品の「ポーラ稲荷」といった新しい神様たちも出現しているとのこと。この本では、都市の近代化の波に適応して、たくましく棲息する銀座の神々を描きだしています。日本宗教学会賞受賞。19.5p×13.5p。


日本の神 別冊太陽
山折哲雄・監修/平凡社/1990年
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Condition;並

別冊太陽の「日本の神」特集号。監修の山折哲雄によると、日本の神の一番の特徴は、「目に見えない神々」だということ。ギリシャやヒンドゥー、その他の神々は、それぞれ個性があり、はっきりとした形や性格を持っていますが、日本の神々は、それが明らかにされていないのです。日本全国の山々や森の木立、はたまた路傍や水辺におわします「日本の神々」を美術や各地の年中行事を写した写真図版などで、紹介しています。28.8p×22p、165頁。


オセアニア神話
ロズリン・ポイニャント/青土社/1993年初版
品切れ
Condition; 良

オセアニア地域の神話の概説を紹介した本は、数少ないらしい。本書では、オセアニアを、ポリネシア、ミクロネシア、メラネシア、オーストラリアと、地域別に区分して、それぞれの神話の具体的な例を示しながら、他の地域との関連にも触れています。19.5p×13p、349頁。